橋本遊郭（八幡町遊廓）
※1930年（昭和5年）発行の「全国遊郭案内」より
八幡町遊廓は京都府綴喜郡八幡町字橋本に在つて、京阪電鐵橋本驛以西が全部遊廓の許可地に成つて居る。明治十年の創立で、歌舞伎で有名な「引窓」の「橋本の里」が今遊廓の在る所だ。淀川、桂川、宇治川の三川の合流に沿って居るので、風景もよく、夏は涼しく、多數の網船が出漁して、夜間の不夜城、川岸に絃歌のさんざめく邊りは實に別世界の感じがある。恰度京、阪の中間に位置して居るので、斯うした情景を慕ひ寄つて來る者が多いので花街はめきめきと繁昌し、今では貸座敷の組合員が七十五人居り、娼妓は四百七十人、藝妓は三十名と云ふ大舞臺に成って居る。女は主に中國、四國、九州方向が多い。店は陰店式で、娼妓は居稼ぎもやれば、又送り込みもやつて居る。遊興は勿論時間花制又は通し花制で廻しは絶対に取らない。費用は一時間遊びが一圓で、引過ぎからの一泊は五六圓だ。臺の物は叩かない。藝妓の玉代は一時間が一圓五十銭で、二時目からは一圓宛である。
附近には石清水八幡宮、淀競馬場、柳谷観世音、關西漕艇クラブコース、等があり、松茸、川魚等が名物だ。
主なる妓樓は第二中川樓、第一勝山樓、第一成駒樓、辻本樓、第一友榮樓、藤井樓、森田樓、辻よし、大金樓等である。
橋本遊廓跡の地図
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本日の宿。旅館 橋本の香さんです。
昭和10年築。かつて橋本遊廓の一角を占めた三桝楼という旧妓楼を2020年に旅館として再生。外観から豪奢な装いに圧倒されます。内部は極力当時の面影を残して修繕されたそうで、彫刻や装飾窓、ステンドグラスの精巧な造作は息を吞むばかりです。お世話になります！ pic.twitter.com/VatZNDDGDo
— 清水双葉♨ (@smz0124) July 16, 2023
橋本駅のホームの降り立ち、まだ改札さえ出ていない私の目に飛び込んできた色香漂う建築物… pic.twitter.com/d9vU0jLMyU
— ふたりの旅人 (@Framboise_305) December 13, 2023
嗚呼… pic.twitter.com/VVBwIja1VI
— ふたりの旅人 (@Framboise_305) December 13, 2023
くだんの通りまで行かずとも、駅チカにさえゴロゴロこんなのが点在する橋本の深さに狂喜乱舞する中年女ひとり… pic.twitter.com/A21HI3w3p4
— ふたりの旅人 (@Framboise_305) December 14, 2023
しんと静まり返ったくだんの通り pic.twitter.com/euG8Sbwkjm
— ふたりの旅人 (@Framboise_305) December 14, 2023
京都 橋本遊廓「大徳」
築100年程の元妓楼です。
遊廓時代の洗滌室が残されていました。2023/8/31撮影 pic.twitter.com/TNmbEBP6wF
— 紅子の色街探訪記/12月写真集出版 (@benicoirmachi) September 2, 2023
#旅館橋本の香 #橋本遊廓 #ステンドグラス
事前予約500円で見学出来ます。旧第二友栄楼の冊子が千円で販売してたので購入しておきました。 pic.twitter.com/zbDVZeuygq— せぶんおー (@sevensnow106) June 15, 2022
橋本遊廓跡#八幡市 pic.twitter.com/M6qhTIozMl
— ぎゅす (@gustav0624) February 20, 2021
橋本遊廓の第二友栄楼は、階段が新むつ旅館みたいにY字になってたり、スキンの販売機、色ガラスなどが見られた。今はクラウドファウンディングの最中で、茶楼に生まれ変われるとのこと。 pic.twitter.com/0Nopznhf2U
— 知の冒険🗾🔍博物館の続刊『世にも至宝な博物館』が10月16日発売予定！ (@chinobouken1) March 21, 2021
