留萌遊廓
※1930年（昭和5年）発行の「全国遊郭案内」より
留萌町遊廓
留萌町遊廓は北海道天鹽國留萌町にあつて、汽車は、函館本線深川驛で留萌線へ乗換へ留萌驛へ下車する日本海岸の良港である。
目下貸座敷の數は約六軒、娼妓は約二十五六人位居て、重に北海道生れの女が多い、店は陰店制が多いので、漁師達は夕景に大勢素通して歩く。此海の地で哀調のこもつた獨特の追分を開くのも又變つた情調のあるもので。御定りは三圓五十錢と、二圓五十錢とあつて酒肴附で一泊が出来る。夏場になると急に人の多くなるのも又北海道の變つた處である。
留萌遊廓の地図
北海道留萌市幸町
留萌遊廓関連ブログ
留萌（留萌遊廓跡地）留萌の一大歓楽街
留萌（料亭「富久元」）建物の裏側に屋号
留萌遊廓関連ツイート
留萌遊廓跡。屋号が残っている。 pic.twitter.com/J6hDqrHJfd
— 渡辺豪 (@yuukakubu) August 10, 2021
本当にたまたま入ったのですが、こちらのマスター（バーを創業当時、同時並行で背広販売していた）、留萌遊廓に残っていた旧娼家を借りて、一階で背広を販売していたそう。2階に四畳半程度の小部屋が並んでいることを不審に思い、のちに娼家であることを知ったそう。
— 渡辺豪 (@yuukakubu) August 10, 2021
