登米遊廓
※1930年(昭和5年)発行の「全国遊郭案内」より
登米遊廓
登米遊廓は宮城縣登米郡登米町にあって北上川流域の然も流れに沿ふた町である。鉄道の不便な處ではあるが、総て船便に依って用を便ずるので土地の人はさして鉄道の入用を感じてみない様である。現在遊廓の貨座敷數は約四軒あつて、昔から比較的繁華な町であつた事は何處となく昔氣分が溢々して居る處を見ても判る。娼妓は約二十人、遊興費は廻し制で二圓位より四五圓見當である。
登米遊廓の地図
※地図のマーカーは、おそらくこの辺りではないか、と推測した場所に打っています。確証はありません。
宮城県登米市登米町寺池桜小路
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②2016年の遊郭掘り起こし
宮城県登米市 小竹楼
古地図と聞き取りにより場所確定。
娼妓は四、五人。戦前には廃業し、戦中は疎開児童の受け入れもしていた。戦後は料理屋から、下宿へと移り変わり、1970年後半に解体された。1975年の航空写真で確認できる。(マウスポインタの場所) pic.twitter.com/SIQOVHCQ6S— 春は馬車に乗って (@jounalduvoleur) December 14, 2016
宮城県登米町の遊郭、二軒目の情報ゲット。新聞広告に載せるぐらいだから、一等格の名店だったんだろう。今でも同じ屋号の割烹が残っている。☺️👍 pic.twitter.com/TYDO8FVfV3
— 春は馬車に乗って (@jounalduvoleur) February 18, 2018