馬場遊廓
※1930年（昭和5年）発行の「全国遊郭案内」より
門司市馬場遊廓
門司市馬場遊廓は顧岡縣門司市內本町四丁目に在って、九州本線門司驛で下車すれば東へ約十丁の地點である。
門司港は神宮皇后が三韓征伐の時に兵船を出した處で、和布刈神社には其の由緒が傳へられてある。然し門司港の發展し出したのは極最近で、横濱や神戶等よりも更らに更らに新らしい。門司は九州の門戶であり、九州鐵道の起點であつて、横濱神戸に次ぐ大貿易港である。門司をして斯く迄發達せしめたものは、其の位置の重要な事と、港湾の良好な事と、石炭の輸出港であつた爲めである。現在此の遊廓には貸座敷が十五軒あつて、娼妓が約百五十人居る。店は陰店を張つて居て、娼妓は全部居稼ぎ制である。送り込み制はやらない。時間制で廻しは絶對に取らない。御定りは甲八圓、乙六圓、丙四圓で一泊が出来る。外に一時間遊びは二圓三十錢である。藝妓を呼べば一時間の玉代が一圓十二錢。
妓樓は、第一遊喜樓、一楽亭、月見樓、みどり、文珠樓、梅の家、明月、吉の家、玉家、進華樓、第一玉川樓、玉翠樓、松月樓、集楽樓、鶴の家等である。
馬場遊廓の地図
福岡県北九州市門司区東本町
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馬場遊廓関連ツイート
門司、旧馬場遊廓界隈。#都市風景論 #門司 #馬場遊廓 #2007年 https://t.co/I014aUq7Rp pic.twitter.com/qv7bxIJQoR
— ナカムラ/風呂屋の煙突 (@dontaro_nkm) April 10, 2020
福岡県門司にあった馬場遊廓。「遊廓」と書かれた大門の奥に整然と並ぶ妓楼の数々…こういう光景を一度リアルで見たかった気がします。
なお、馬場遊廓は先の戦争の空襲で全焼しており、当時を知る遺物は残っておりません。#遊里史 #遊郭 #門司 pic.twitter.com/WL62wIO8YF— 米澤光司(パルプンテのぶ) (@yonezawakouji) April 1, 2020
馬場遊廓跡なう。廃業したみどりや旅館さん。戦後の赤線業者の名簿には似た屋号が見られます。 pic.twitter.com/e3v5nhySpr
— 渡辺豪 (@yuukakubu) December 30, 2016
2003年5月、北九州 門司。 自分にとったら門司の赤線といえばこっち。 1995年にYMCAの近代建築を撮るのに、なぜか遠回りして飲み屋街→馬場遊廓跡→この赤線跡と歩いてた。 当時は軒下に照明のある転業旅館もあり撮影しておいた。 pic.twitter.com/CfhQg6qqFX
— 新地公園ちゃん (@maido728) November 10, 2015
北九州市門司区 馬場遊郭周辺 pic.twitter.com/E8nn0SJPAZ
— 腹よわボーイ (@nori7770) May 17, 2021
門司港の暗渠、堀川跡を歩いていた際に見た馬場遊郭跡。鎮西橋の地図にも、「遊郭」と書いてあった。
馬場遊郭の始まりは明治28年。昭和の最盛期には旅館77軒カフェー82軒あったなどと書いてあり、今残っているエリアよりもかなり広がっていたのではないか、と思われる。#門司港 #馬場遊郭 #暗渠 pic.twitter.com/KwoTAabgsd— nama(暗渠マニアックス 吉村生) (@nama_kaeru) January 18, 2023
門司港の馬場遊郭跡。もう少しいろいろ見たかったのですが、散歩されている地元の方が多くいらっしゃる中で写真をパシャパシャ撮るのは憚られ、帰りの船の時間も迫っていたのでほとんど写真を撮っていないのです。いずれ再訪したいところ。 pic.twitter.com/Ouvtbamiuz
— 温泉花♨️ねぎ (@yunohananegi) May 3, 2020
運河沿いに歩けば、大正からある岩田酒店の建物が見えてくる。説明板の写真には堀川も。最終カーブにさしかかると、特徴的な建築が。馬場遊郭の一帯だ。道はいびつな盛り上がりと植栽で川跡感を醸し出し始め、最後、橋床が見え、海に戻る。点在する痕跡を探しつなげる、楽しき宝探し。#暗渠 #門司港 pic.twitter.com/mR9l0rYVeR
— nama(暗渠マニアックス 吉村生) (@nama_kaeru) December 31, 2022
