掛川町遊廓(十九首遊郭)静岡県掛川市小鷹町|全国遊廓赤線マップ 散策動画とブログSNSデータベース #遊郭 #花街 #赤線 #昭和レトロ #遊里



掛川町遊廓(十九首遊郭)

※1930年(昭和5年)発行の「全国遊郭案内」より
掛川町遊廓
掛川町遊廓は靜岡縣掛川町字十九首に在って、東海道本線掛川驛へ下車して西へ約七丁、驛から乗合自動車を利用すれば賃十錢である。
掛川も五十三次の一つで、町の後方には無間山觀音寺と云ふ寺が在って、無間の鐘と云ふ有名な鐘がある。此の鐘を撞けば此世では無限の富を得られるが、死後は無間地獄に落されると云ふ傳説がある。「梅ケ枝の手水鉢」と云ふ趣向は此れから出たものだと云ふ事だ。
目下貸座敷はあつて、娼妓は二十五人居るが、静岡縣の女が最も多い。店は陰店を張って居て、娼妓は全部居稼ぎである、廻し制ではあるが、好みに依れば通し花にも応じて居る。費用は一仕切が一圓六十錢で、本部屋は五十錢増しである。臺の物は附かない。
妓樓は、喜樂樓、鈴本樓、新鈴本樓、千歳樓、岡村樓の五軒である。箱は這入らない。
掛川音頭「糸かけて、つぐり織込む葛のはた。さらす乙女の手もなつかしい。夫婦仲よくきぬたうつトントントン」
名産の葛布を唄ったものである。

掛川町遊廓(十九首遊郭)の地図

静岡県掛川市小鷹町



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