旭川市曙遊廓
※1930年（昭和5年）発行の「全国遊郭案内」より
旭川市曙遊廓
旭川市曙遊廓は北海道旭川市曙町にあって、函館本線旭川驛で下車する。
旭川には、中島遊廓の外に曙遊廓がある。中島遊廓よりは後で生まれた處である上に、場處の闘係等もあつて、現在は貸座敷が八軒しか無い。娼妓は七十人程居るが北海道の女が比較的多い。制度及び費用等は、中島遊廓と殆んど同様であるから、二重に成る事を避けて置く。
※上記「全国遊郭案内」の文では曙遊郭が中島遊廓より後に出来たと書いてありますが、逆で、先に曙遊郭、後に中島遊廓が出来ました。この時、曙遊廓の妓楼主らによって中島遊廓設置の反対運動が起きています。
その経緯と内容は以下に詳しいです。
国立情報学研究所
26370808 研究成果報告書
https://kaken.nii.ac.jp/file/KAKENHI-PROJECT-26370808/26370808seika.pdf
旭川市曙遊廓の地図
北海道旭川市曙２条８丁目
旭川市曙遊廓関連資料
寒地土木研究所
石狩川上流の河川周辺における記念碑等について（平成3年度）
抜粋
曙神社
曙には遊廓があり、多くの市民、兵隊達で大変賑わったようすである。明治22年～23年頃、川に身を投げた遊女の神霊をなぐさめるために、稲荷神社として建てられたものである。現在も年一度、敬老の日に曙町内会で祭る行事を行っている。
https://thesis.ceri.go.jp/db/files/GR0000900088.pdf
旭川市曙遊廓関連ブログ
旭川市曙遊廓関連ツイート
既出だったらあれですが、勇作と尾形が行った場所は曙遊郭の「開新楼」という高級遊郭で間違いないかな…https://t.co/GQSQwv7K2S
— ワニ✦3月原稿 (@yama_fantasy) June 28, 2018
