小山町遊廓
※1930年（昭和5年）発行の「全国遊郭案内」より
小山町遊廓
小山町遊廓は栃木縣小山町にあつて、鐵道は東松線小山駅で下車するか、水戶線の終點たる小山で下車する。之の町は最近非常に過速度の發展をした町の一つであるが、私娼街が一方に殖えた爲め遊廓は左程の發達を見る事が出來ない。現在、妓樓は三軒娼妓は約十五人程居るに過ぎない。店は陰店制で、御定り甲三圓、乙二圓、丙一圓五十錢位で甲と乙には臺の物が附いて一泊が出来る。本部屋は無い。
小山町遊廓画像
小山町遊廓の地図
栃木県小山市八幡町
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小山市の八幡町には、昭和初期まで「小山町遊郭」が存在。目立った遺構は残っていませんが、田の字型の町割りや、目抜き通りの広い道幅、電柱の「新地」の文字に、面影を見ることが出来ます。
近くの「須賀神社」は、平安時代創建の古社。1600年に徳川家康が「小山評定」を開いた場所として有名です！ pic.twitter.com/mNOTUixEaD
— 武田菱 (@takedabishi8) April 12, 2022
小山町近くのマンション工事現場に小山町遊郭の絵葉書が貼ってあった。
大門の先に4つの妓楼があって、右側手前は亀村楼、向こうは金丸楼、左側手前は宮藤楼、向こうは若亀楼(亀村の支店)、とある。 pic.twitter.com/hcobV3u4t5— 梶りん (@kajilin) May 8, 2020
