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青木町遊廓(反町遊郭)
※1930年(昭和5年)発行の「全国遊郭案内」より
横濱青木町遊廓
横濱青木町遊廓は神奈川縣横濱市青木町字反町に在って、東海道線東神奈川駅から南へ約四丁、市電は只の一丁場だから敢て乗る程の事は無い。
今は横濱市の中に編入されて居るが、昔は青木町邊一帯から、今東神奈川駅のある辺を神奈川宿と云つた處で、五十三次の一だつた。拾度野毛山のふもとに當つて居て、昔は直ぐ傍らで海の波頭が白く砕けて居た處だつた。今の遊廓は此の國道筋の宿場から移博して來たもので、妓樓は目下二十三軌あつて、娼妓は約百七十人程居る。店は写真店であり乍ら陰店を張って居て、娼妓は全部居稼ぎ制、遊興は全部東京式の廻し花制である。費用は一時間遊びが一圓二三十錢位、御定りは二圓五十錢位、本部屋は四五圓位からである。
青木町遊廓(反町遊郭)の地図
神奈川県横浜市神奈川区反町
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存在を知らなくてもこれは遊郭だと分かる典型的な遊郭の街路。しかし現在は跡形もない。周辺をよく見ると京浜電気鉄道や市電にも反町駅(電停)がある。(昭和6年) pic.twitter.com/ahXGYxt3I4— shintama (@pededeck) September 13, 2022
反町遊郭の大門付近。風情ある鰻屋。 #遊郭 pic.twitter.com/I4xHAK9jWq
— nama(暗渠マニアックス 吉村生) (@nama_kaeru) June 12, 2016