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矢板遊廓
※1930年(昭和5年)発行の「全国遊郭案内」より
矢板町遊廓
矢板町遊廓は栃木縣矢板町に在つて、東北本線矢板駅からは七八丁の個慮に在る。
矢板町附近の木幡には、木幡神社があつて、坂上田村麿將軍が山城の木幡神社を遷座したものだと傳へられて居る。其の本殿の樓門は特別保護建造物に成つて居る。貸座敷は目下四軒あつて、娼妓は約十三人居るが本縣下の女が多い。店は陰店を張つて居て、娼妓は全部居稼ぎ制で送り込みはやらない。遊興は廻し花制で通し花は取らない。費用は御定りが二圓で一泊が出來、簡単な臺の物がつく。本部屋は無い。附近には寺山観音があり、其東には赤瀧温泉がある。
矢板遊廓の地図
栃木県矢板市扇町
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矢板遊廓関連ツイート
遊郭の貸座敷楼主が地元の名士シリーズ
栃木県矢板町遊郭貸座敷坂田楼坂主和三郎氏
画像1枚目は明治時代の矢板町遊郭の広告、
2枚目の昭和15年の広告では矢板町の助役及び塩谷郡繭糸販売組合長の2つの肩書きで出ている
貸座敷楼主だけでなくマルチに活躍した方だったのかもしれない pic.twitter.com/OJa2rSsb60— 梶りん (@kajilin) March 12, 2022
栃木県矢板町遊郭貸座敷のひとつ澤楼
矢板近くの宿場町・佐久山にもかつて澤楼があった
矢板は東北本線が開通し栄えたが佐久山は逆に東北本線ルートから外され衰退、遊郭設置指定地からも外され、貸座敷たちは矢板遊郭開設と入れ替わるように廃業した
澤楼は佐久山から矢板に移ってきた可能性がある pic.twitter.com/uOup4biY7W— 梶りん (@kajilin) March 12, 2022
1899年栃木県遊郭設置規定にて新たに9箇所も遊郭指定地が増えた理由は、県知事や書記官、警察警部長らが地元有力者達と結託し私腹を肥やす為だと批判する記事。矢板の指定地は矢板銀行頭取の土地、黒磯と黒羽は県吏某が買占めた土地とのこと。黒磯の土地買占登記が早かった理由はこれか。 pic.twitter.com/Xzr2K5WAvv
— 梶りん (@kajilin) April 3, 2022