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古市遊廓
※1930年(昭和5年)発行の「全国遊郭案内」より
古市遊廓
古市遊廓は山田驛から東南約十六町位あり乗合自動車賃三十五錢である。又外に普通「馬動車」と言はれて居る乗物があつて古自動車に類た車を馬に曳かせて、袢天着の雲助然とした運轉手が掛聲と一所に道を走って行くので此れが一番気分が出る。昔は遊女屋が軒を並べて、その店先には大きな茶釜が据えてあった。そして勅使参向や代參通行の節には娼妓が赤前垂をかけて店頭に整列して迎へたものだ。油屋のお紺は死んでもその名を戀ふて集ひ寄る人々は今でも「お紺の間」を見物に來る相だ。油屋は現在族館に早變りをして了つたが此のお紺の間のある爲めに相當繁昌して居る。遊興制度は新古市に略同じ程度である。
「伊勢音頭」元は大店の各妓樓で行はれ娼妓の顔見世として成されて居つたものであつたが、現在では一定の料金を取つて観覧に供して居る。
古市遊廓の地図
※広範囲の為、麻吉旅館にマーカーを打っています。
三重県伊勢市中之町
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古市遊廓関連ツイート
実は、お伊勢参りは口実で、多くの男は精進落としと称し、非官許ですが日本四大遊廓の一つ古市遊廓で遊びました。明治以降でも絵葉書の様に伊勢音頭に合わせ、踊り乍ら現れた娼妓を、游客が指名しました。
この絢爛な動く張店、顔見世を昇華させ都踊りにとり入れたのが後の井上八千代三世なのです。 pic.twitter.com/0WethD3FGU
— 花街ぞめき、正脇良平 Ryohei Masawaki (@gionbubu) August 7, 2020
雨が少し弱まった隙に、やはり麻吉へ行くことに。
前回以前はブロンプトンで行ったと思うのですが、今回はBD-1と。
江戸期から唯一残る、古市遊廓の名残を今に伝える旅館です。
相変わらずの偉容を誇る建物に、折り畳み自転車が似合う。 pic.twitter.com/MiZJwhKcEu
— ruinwalkers(乙かれ提督) (@ruinwalkers1) August 15, 2022
伊勢にあった旧古市遊廓に今に残る旅館「麻吉」
崖にへばりつくように存在するその姿は、今ではなかなか見られない光景を我々に見せてくれます。 pic.twitter.com/zy6qlZXQD3
— ruinwalkers(乙かれ提督) (@ruinwalkers1) August 18, 2019
近鉄が潜り抜ける場所にある石碑。
古市遊廓を代表する楼、油屋があったそうです。
かつてここに、どんな風に建っていたのでしょうか。 pic.twitter.com/YMOFt7gPMv— ruinwalkers(乙かれ提督) (@ruinwalkers1) August 18, 2019
明治五年第一回の都をどり・・・と言われたら皆さん信じるのでは? 実は伊勢の古市遊廓の遊女の顔見世を描いたものです。遊客は是にて娼妓を選びました。座敷舞の井上流には群舞の発想が薄く、参考のため片山春子(後の井上八千代三世)がこの地を訪れ伊勢音頭の亀の子踊りを取り入れたのです。 pic.twitter.com/FmPd2LOfTH
— 花街ぞめき、正脇良平 Ryohei Masawaki (@gionbubu) April 14, 2020
「宗安寺墓地」
麻吉旅館の近くで見つけたので寄ってみた。あまり知らないお名前のお墓があったので、失礼して写真に納めさせていただきました。ここ長峰一帯は古市遊廓が出来る前は墓石が乱立していました。 pic.twitter.com/hso2HgU4G7— 🏞️風の道@伊勢🌺 (@dOVUzMMY0bvKRCK) March 9, 2022
伊勢古市遊廓の大楼、備前屋のお女郎の伊勢音頭、つまり顔見世で遊客はこれで相手を選びました。片山春子(井上八千代三世)は一力のご主人らとこれを見に行き都をどりの構想を得ました。左右からせり出す様子も多分ここからでしょう、衣装も似てますね。 pic.twitter.com/9JufIo4NEZ
— 花街ぞめき、正脇良平 Ryohei Masawaki (@gionbubu) January 21, 2022
古市遊廓群は山上にある。川村二郎『伊勢の闇から』でも聖が下に俗が上にある珍しい地と指摘。お杉お玉は「間の山節」の女芸人、後にこの地の女芸人の総称に。世古氏の表札を多く見かけた。世古とは路地の謂らしい。折しも夕刻、蜩やお杉お玉の間の山 pic.twitter.com/asL23r5JuL
— 横著 (@outyaku) August 11, 2016
裏(本当)の日本史・・・お伊勢参りは口実で、精進落としの名目で、実は多くの男性の目的は古市遊郭での羽目外しと女郎買でした。 pic.twitter.com/vBRVz4jxyU
— 花街ぞめき、正脇良平 Ryohei Masawaki (@gionbubu) February 2, 2023
伊勢の古市遊郭の細見を見つけたので鑑賞中。
吉原細見と比べて遣手とかの呼び方も紋日も違うね。 pic.twitter.com/shBKpTkfvZ— Bangshing (@bangshing) August 14, 2017
古市遊郭にて pic.twitter.com/JNDBFuDdgE
— 篠原カメラ (@cameramente) September 22, 2018
伊勢参り大神宮もちょっとより・・・正史に載りませんが、歌に詠まれている様に、伊勢参りの男性の多くは日本四大遊郭の一つ、伊勢古市遊郭に詣でるのが目的でした。伊勢音頭の顔見世で妓を選びますが、妓楼によってスタイルが違いました。全部集めた絵葉書です。この形式は都をどりに採用されました。 pic.twitter.com/6skbYxvWP4
— 花街ぞめき、正脇良平 Ryohei Masawaki (@gionbubu) December 25, 2022
伊勢古市の麻吉旅館さん②
伊勢街道沿いに備前屋、杉本屋、歌舞伎「伊勢音頭恋寝刃」の油屋等大店が居並ぶ古市遊郭。その丘陵地に唯一残るのが麻吉旅館さん。創業は1782年(説)地層なりに建つ木造6層。基本的な構造や配置は当時のままだそうです。丘を登り切ったその先突き当たりの道が伊勢街道です。 pic.twitter.com/1Je7FutwPt— 東京YS (@tokyoYS1963) November 23, 2020
松尾観音の本堂には多くの額が飾られいるのをご存知だろうか。その多くは古市遊廓の遊女達からの奉納されたものである。床より上に上がる事が出来ないので奥の額を正面から見る事は出来ませんが、非常に色彩が豊かで彼女達の思いが伝わってくる様に思います。
(写真8枚あります) pic.twitter.com/rWpdNMsYQl— 🫧風の道@伊勢🍂 (@dOVUzMMY0bvKRCK) January 29, 2024
#松尾観音寺本堂#古市遊廓遊女奉納額 pic.twitter.com/d9Pszq4EzD
— 🫧風の道@伊勢🍂 (@dOVUzMMY0bvKRCK) January 29, 2024